~ 春のマスカラ・テクニック ~ マスカラの歴史
お化粧の歴史はとても古いですね。
有史以前から現在まで絶えることなく続いているのです。
古くは宗教儀式などに用いられ、身近な変身道具として利用されてきました。
有名なところでは、エジプト時代のクレオパトラやツタンカーメン像を思い浮かべるかもしれません。
人間のいるところ、常に化粧あり…というところでしょうか。
近代のメイクは20世紀に入って、合成染料・合成香料・顔料など、多様な材料が発達したことで急速に進化しました。
1909年、ロシア・ロイヤルバレエ団の美容アドバイザーだった男性がアメリカに渡り、ハリウッドに演劇用品や化粧品の店を開きました。
そして、ハリウッド映画の発展期に公式美容アドバイザーとして活躍し、作り出したメイクアップ製品は映画スターに愛用されました。
彼こそがマックスファクター1世であり、その名を冠した「マックスファクター(MAXFACTOR)」はその後、世界の一流ブランドとして有名になりました。
現在、私たちが使っている「マスカラ」や「リップブラシ」などのなじみ深い化粧品の多くは、彼によって作り出されたものなのです。
「メイクアップ」いう言葉も、彼が現状に満足できない時に「MAKE UP(もっと美しい表情をして)」と言ったのが、後に転化したものだそうです。
そして、さらに現代では、デザイナーやクリエイターによるオリジナルの創造によって多種多様な化粧品が大量に作られるようになりました。
また、メイクは、ヘアやデザイン衣装とともにトータルファッションとして、ワールドワイドに発展を続けています。
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季節が変わるたびに、ファッション誌などから新しいメイク法が発表されます。
春夏、秋冬などの季節に合わせて、色合いを調整し、流行のカラーも取り入れています。
2009年の春メイクは、桜などの花を基調にした色合いが中心です。
春は草木の芽生えの季節ですからね。
フレッシュ感あるカラーが新たな季節の始まりを感じさせます。
春メイクは淡い色・パステルカラーをベースにした透明感のあるメイクです。
ただ上手に仕上げるためにはコツが必要です。
パステルカラーのアイシャドウを目もとにのせた後、グラデーションをつけ薄っぺらな印象にならないようにして下さい。
アイラインはなじみの良いペンシルタイプを使用して、目ヂカラを効かせるのがポイントです。
ビューラーを使ってしっかりまつげをアップし、マスカラも丁寧に塗ります。
春の流行カラーは発色が綺麗なのですが、その分目もとが浮いてしまいがちです。
マスカラとアイラインでしっかりメリハリをつけましょう。
次に目もとにホワイトを加えて、抜け感を演出します。
アイシャドウやマスカラの重たさを緩和させるためには、ペンシルのホワイトをのせたり、ホワイトパールのシャドウを目がしらにつけます。
ホワイトがプラスされると目もとがすっきり見え、抜け感もプラスされて好印象にまとまります。
春は出会いの季節。
第一印象を素敵に演出して、いろいろなチャンスにつなげていけたらいいですね。
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